つぶやき7号 2017-09-21
9月20日付け毎日新聞の16面 月間五輪 に「長官と語る」という記事が掲載されています。スポーツ庁長官鈴木大地氏とラグビー日本代表として2015年ワールドカップ、(W杯15人制).2016リオデジャネイロ五輪(7人制)に出場した福岡堅樹氏(パナソニック)の対談です。対談では、福岡選手は、子供のころから「医者になりたい」と、思っていたこと、勉強は?要領よく短時間で、要点だけつかんで勉強していたこと、高校では、必死に部活も勉強もやったこと、などが語られています。
私たちが少年だった昭和30年頃、スポーツ=遊び。「遊んでばかりいないで、勉強しなさい。」とよく母親に言われたものです。しかし、現代では、「スポーツは必要なもの」ということが分かってきました。でも一部に、「スポーツだけやっていればよい」ということも言われます。スポーツは判断、決断、勇気、集中力、体力など、人間が生きてゆく為に必要なことを、遊びの中で育ててくれます。人間が成長するために、スポーツも、勉強も、両立させることが、大切なことです。
「一芸に秀でたものは・・・」ということもありますが、なかなか両立しません。両立するためには、それぞれを力いっぱい頑張るしかありません。一つのことをやってそれで満足することもあると思いますが、満足すればそこで終わりになってしまいます。「面白い!!」と思うことが大切で、「面白い!!」と思えば、続けることが出来ます。本人が「面白い」と思うことは何か?周りの人達が、本人を注意深く観察し、アドバイスや、いろいろなことを体験できるようなチャンスを与えてやっていただきたいものだと思います。