10月9日付毎日新聞の記事に「動作の基本 子供のうちに」という記事を見つけました。
転んだ時に手が付けない、まっすぐ走れない、上手くしゃがめないーーー。こうした基本的な動作がつたない子供が増えている。幼少期に身に着けた動作は生涯を通じて運動全般の基本となる。専門家は、遊びの中で動きの基本を身に着けることの重要性を訴えている。
という書き出しで、基本的な動作が十分に習得できていないとすぐけがをしたり、スポーツを楽しいと思えず運動嫌いになったりする。そのまま運動をしなくなれば、将来生活習慣病や寝たきり状態になることも懸念される。スポーツの動作だけでなく、肩が上がらず高いところに物を置いたり取ったりできないなど、日常生活で行われる動作にも影響しかねないと指摘する人もいる。鉄棒やボール投げは本来遊びの中で覚えてゆくものだが、昔に比べて今の子供たちは自由に運動する機会が奪われている。「学校では今まで以上に効果的に指導することが必要になってくる。家庭では、余裕があれば休日に外に連れ出して子供が積極的に動けるような働きかけをしてほしい」。
と結論付けている。
我々は「楽しく体を動かし、楽しく友と語らい、愉快に家族や友と共に過ごしたい」と思いスポーツクラブを立ち上げ、運営してきました。この思いはこれからもっともっと重要になると思われます。年を取り体が思うように動かせないこの頃でありますが、この思いをいつまでも維持してゆきたいと思っています。
どんな小さな事柄や、どんなに日常的な事柄でも、物事をやり遂げた時、「気持ちいいーーー」と言える瞬間を、いつもいつも目指してゆきたいと思っています